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Cross Border

Author:Cross Border

日本の小売の海外向けネット販売がもっと身近になり、当たり前の事になる・・・。
少しでもそのお役に立てる様な情報をお届けできればと思っています。

Jzool.com
という海外向けネットショップ運営の経験を生かして、
Jzool.comマーケットプレイス
という海外向けECモールを運営しています。

月額920円からのJzool.comイージーマーケットというエントリーモデルのコースも始めました。

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はじめに。


このブログでは、

これまでの海外向けネットショップを運営した経験談・エピソードを通じ、自社もネットで海外販売してみたいと考えているショップ関係者の方が知っておいた方がいい情報をイロイロ増やしていければと思います。

具体的には、


  • 海外販売に興味があるが、どう始めたらいいのかわからない・・・。
  • 国内販売だけでは今後が心配だ。


という方に多く見ていただけるブログを目指しています。。。






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日本は輸出立国??

 

子供の頃、

日本は『輸出立国』と習った記憶があります。
みなさんはどう習いましたか??

総務省統計局がまとめている資料を見ると、最近5年のデータでは日本は対GDP比の輸出割合は10%~16%位。※年度によって違いますが・・・。


お隣の国の韓国は34%~46%、中国は、24%~35%位です。


ヨーロッパの国はというと、
イギリス: 15%~18%位
フランス: 18%~22%位
ドイツ:    33%~40%位
オランダ: 54%~63%位
です。

他にも多数の国がありますが、日本は対GDP比で見ると、かなり下の様です。



では、日本より下の国はというと、
アメリカ:  8%~9%位
ギリシャ: 6%~8%位



などがあります。


日本が低い理由は、”内需の規模が大きいので、外で稼がなくても経営がなりたってきた” とか
日本のメーカ等が海外に工場作って販売している部分は輸出にはカウントされない(たぶん・・)とか
だと思いますが、
少子高齢化が今後ますます進み、本格的に人口減社会となって内需が萎んできたらと思うとゾッとします。

でも、逆の見方をすれば、日本はまだまだこれから輸出を伸ばしていける余地が大きいという事になります。


これまで輸出というと規模の比較的大きな製造業が行なうイメージがありましたが、ネットを使えば小売業も比較的簡単に輸出業に生まれ変われます。


日本の小売業がネットで普通に海外へ販売する・・・という習慣、
そのサポートができればと思う今日この頃です。。




海外販売の方法



自社の商品を海外へ販売しようと考えた際に、主な販売方法として3つが考えられのではないでしょうか?

A : 販売先の国に販売会社を設立して、自社販売を行なう。
B : 販売先の現地会社と代理店契約を結び、販売をしてもらう。
C : ネットで日本から販売する。(ネット通販)




Aの自社販売や、Bの代理店方式の場合、


自社の商品をどの国で販売するかを決定する為に、事前に綿密な事業環境の調査やマーケティング活動を、販売候補となる国毎に行なう必要があるかと思います。
また、それらの活動の一環として、海外の見本市、展示会を利用したりと時間もコストも大きくなります。
一方、大きな国になればなるほど、全土をカバーした商圏を確立するのは難しいという問題も生じます。


また、その他の特徴として、

Aの自社販売の場合は、
自社でブランディングを行なえる一方、継続的にマーケティング活動や消費者対応等の負荷が生じます。

一方、Bの代理店方式の場合は、その逆ですが、
ブランディングは基本的に代理店任せになる一方、販売開始後の現地でのマーケティングや消費者対応等を代理店に任せられます。
しかし、任せる訳ですから、代理店契約する際は、代理店としての資質や能力などを見抜く必要があるのはもちろん、今後の事業展開等を加味して契約内容等を精査する必要もあります。


では、Cのネット通販で販売するケースの場合はというと、

販売国が限定されるECモールへの出店でなければ、基本的には世界中が販売先となる為、事前に綿密な事業環境の調査やマーケティング活動は不要だと思いますし、世界中を綿密に調査する事が実質的に不可能です。

事前調査としては、GoogleトレンドやAdwordsのキーワードツールで主な販売先だと想定される国の自社販売商品関連のキーワード検索数を調べたり、現地の競合他社の価格調査で十分では無いかと思います。

実際に販売しながら、サイトの訪問者の動向を分析し、マーケティング方法を継続的に改善する事は必要ですが、海外進出の初期コストがAやBの場合に比べて圧倒的に低い(つまり、売れない場合の損失が限られる)ので、まずは失敗を恐れずに販売しながら改善するというのが大切では無いかと思います。
※ECモールへの出店では無く、自社サイト構築の場合は、それなりの構築費用が必要の為、事前調査の重要性は増します。


以上の様な海外販売の方法の特徴を踏まえると、リスクを抑えて海外販売をはじめるステップが見えてきませんか??



つまり、いきなりコストをかけて海外に本格進出をするのでは無く、


① 海外販売向けECモールへ出店(全世界へ販売できるECモール)

まずは1年程度、初期コストがほとんどかからない海外販売向けECモールで販売をしながら、どの国にどういった商品の需要があるかのデータを蓄積する。

どの国で何が売れるかの傾向がわかったら → →

② 自社商品が売れる国に強いECモールへ出店(中国であればタオバオ等)


どの国で何が売れるかがわかったら、その国で販売パワーが一番のECモールにも出店する。

その国で自社商品の認知度が上がってきたら → →

③ Aの自社販売やBの代理店方式で販売する


実質的で確度が高い調査が、ECモール出店を通した販売の経験である程度終わっている状況ですので、売上の予想もし易いですし、既に実績がある為、代理店との契約も有利に進められるのでは無いでしょうか。


他にも③の変わりに、

④ 自社サイトを構築して、ネットで販売する

というのも有り得ます。
現地に配送拠点を設立して出荷するという方法もあるでしょう。
しかし海外販売には国内販売とは異なり、外国語での顧客対応、決済、詐欺対策、配送など、特有の要素を考慮しなくてはいけません。
しかし、先に海外販売向けECモールに出店した経験が役立つ筈ですので、いきなり自社サイト構築をして失敗するリスクは軽減されるのではないでしょうか。


他にも、イロイロ自社にあった海外進出ステップというのはあるかと思いまし、会社の規模や、商品の海外での知名度、人的なリソース、資産などでステップは異なってくるかと思います。
しかし、重要なのは、何事にも1つ1つステップがあるという事だと思います。
ステップを踏まず、いきなりゴール(つまり海外進出で大成功!!)というのは非常に確立が低い事だと思いますし、失敗したときの損害も大きくなります。

海外販売のスタートは、コストとリスクをうまくコントロールしてスタートするのが良いのではないでしょうか。。


中国へ販売したい !!



中国へ販売したい・・・

海外向けのネットショップを運営していると、そういう問い合わせをよく受けます。
このブログを読まれているみなさんの会社でも、中国進出の検討、検討まで行かなくても話題にあがる事は多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

しかし、なぜ中国なのでしょうか??


2000年代中頃、これまで斜陽産業のイメージがあった重厚長大産業が、中国などの新興国の経済発展を足がかりに過去最高の業績を計上するなど急回復しました。
世界の工場となった中国に、生産設備や工場・ビルを作るための工作機械、建設資材、建設機械、セメント、商船・・・挙げればキリが無い程中国に輸出をして業績をあげ、連日そういったニュースがマスコミによって報じられました。

2000年代後半頃には、巨大マーケットとしても意識されはじめ、特に米国を抜き世界最大の自動車マーケットとなったニュースや、日本を抜き世界第二位の経済大国となったニュースは記憶に新しいかと思います。


単純化して極論すぎる表現を使えば、

中国進出 ⇒ 儲かる

というイメージがみなさんの頭に定着している為、中国進出の話しが多いのでは無いかと思います。


ここで中国市場の位置づけについて考えてみたいと思います。

トヨタやホンダなどの自動車メーカや、ソニー・パナソニックなどの電機メーカーなど、世界シェアTOPを目指す様な企業の場合、中国市場を無視してはシェア争いに勝つ事はできません。

つまり、アメリカ市場もヨーロッパ市場も進出済みの企業が、さらなる売上UPの為に、中国市場に力を入れるのはごく自然の流れだと言えますし、中国に進出しない事自体がリスクになり得ます。

一方、これまで日本国内市場のみで営業を続けてきた会社や、欧米への進出を本格的にしてこなかった会社が、なぜ中国市場への進出を第一に考えるのでしょうか。

後者の中国進出を検討している会社の方のお話しを伺うと、「国内のみでは今後が心配・・・」「お隣の国で距離が近い」「儲かりそう・・・」といった理由が多いように思います。

しかし、これまで海外へネット販売を4年間してきた経験からお話しすると、

中国への販売は難しい・・・というか大変。

という印象があります。


中国の文化というか国民性なのかもしれませんが、
欧米のお客様と比較して、中国のお客様は、購入検討時のお問合せの回数が非常に多いです。

お問合せそのものはむしろ良い事だと思いますが、
「これは本物か??」からはじまり、「値引きして欲しい」という交渉が繰り返され、結局、購入に至らない・・・という事が非常に多い様な気がします。

いわゆる「骨折り損の草臥れ儲け」です。。(笑)

また、日中関係の悪化に対するリスクや、ルールが突然変わるリスクなども考慮しなければなりません。

しかし、中国へ販売しない という極論をお勧めする訳ではありません。
中国市場のみへの販売を意識するのではなく、アメリカやヨーロッパ、その他市場の中の1つとしての位置づけで販売を行なえば良いのではないかと思います。

一方で中国市場向きの商品もあります。

中国人、特に中国人富裕層は、日本人以上にブランド好きな傾向がある様に思います。
ブランド品を一括りするのは危険ですが、” 中国人みんなが知っているようなブランド品 " が好まれるようです。
つまり、中国市場で認知度が高いブランドを扱っている会社であれば、中国市場のみで勝負する事も良いのではないでしょうか。

それとは対照的に、欧米市場はブランド信仰も薄く、自分の価値観を重視する傾向がある様に思います。
日本では無名の商品やアーティスト、日本ではあまり評価されなかったベンチャー企業が、欧米で評価されて後に日本人が知るという事も多いように、あくまでそのモノの良さを評価します。



知名度は無いけど、製品には自信がある! という会社・ショップには、
欧米への販売をぜひチャレンジして頂きたい・・・
と思う、今日この頃です。。







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